上海旅行で訪れた老舗薬局 童涵春堂(豫園店) で購入した 「小吊梨湯(Xiǎo Diào Lí Tāng)」 のティーバックを紹介します。上海土産におすすめです。
童涵春堂は上海の歴史ある薬局で、北京で言えば同仁堂のようなイメージがあります。
こちらの小吊梨湯は、パッケージの可愛らしさに惹かれ、さらにお店で大きな薬缶にティーバックを入れて煮出しているのを見て、「これなら簡単に作れそう!」と思い購入しました。

日本に戻って飲んでみると、優しい甘さと梨の風味が絶妙で、一口飲むだけでほっと温まります。これは是非おすすめしたいと思いました。
小吊梨湯(シャオディァオ リータン)とは?
小吊梨湯は中国の伝統的な梨の滋養ドリンクで、特に秋になると中国のの家庭ではよく作られているそうです。北京の友人に聞いたところ、どこの家庭も秋には作っていて簡単に梨湯(リータン)と呼んでいるそうです。
彼女自身も秋には作るそうで、「めんどうだから(笑)私は梨と砂糖だけしか入れないの」とシンプルに作っているそうですが、普通は枸杞(クコの実)や白キクラゲ(銀耳)なども入れるようです。
梨や白キクラゲは身体を潤すので、乾燥しやすい秋にはぴったりの飲み物です。乾燥で空咳がでているときなど、特に身体を潤す飲み物は最適だと思います。
童涵春堂の小吊梨湯ティーバックの魅力
童涵春堂の 小吊梨湯 はティーバックタイプで手軽に楽しめます。パッケージを開けた瞬間、材料の鮮やかさに驚きました。色が明るく、新鮮さが伝わってきます。

小吊梨湯ティーバックの淹れ方
ティーポットに入れてお湯を注ぐと、優しい甘さが広がり、味のバランスも絶妙で、とても飲みやすい!一口飲むだけで、ほっと心まで温まる体験でした。優しい味で、デリケート、だからずっと続けて飲めました。

家族もとても気に入り仕事中楽しんでいました。500mlの魔法瓶ポットに入れて、なくなったら2~3回お湯を足して1日中梨湯タイムしていました。もしかすると3煎目は、ほのかな味しかしなかったかもしれません。
10袋入りだったのですが、家族があまりにも気に入ったようなので、半分譲ってあげました。気に入ってくれて嬉しい反面、自分の分が減り…なんでもっと買ってこなかったんだ…と後悔しました。でも足りない感じが、飽きてしまうよりはいい思い出にはなる気がします。

ティーバックから中身を出しても淹れてみました。水を含むとティーバッグがパンパンになっているので、バラしたほうがもっと成分がでやすくなるのではと考えました。この方法だと、梨などの材料をそのまま食べることもできてよかったです。美味でした。

体にやさしいお土産 販売の季節は?
伝統的な包装で、おみやげらしいお土産になると思います。身体をケアするお茶なので、喜んでくれる人も多いかなと思います。伝統の味と手軽にできる養生です。
豫園店以外の童涵春堂の他のショップにもあるのか…その情報は持ってないのですが、モール内の童涵春堂などものぞいて見てください。
ちなみに、この小吊梨湯を買ったのは10月でした。秋だったから販売していたのか、年中あるのかは分かりません。童涵春堂には小吊梨湯以外にもあったので、もし季節商品だったら他のおすすめをお店の方に聞いて下さいね。
