銀座に中国人オーナーが経営する素敵な書店があると知り、お店の見学とカフェ目的で訪れました。
銀座一丁目のこの通りで、白くふんわりと目立っているお店ですぐに分かりました。
美しく温かい空間
入り口を入ると、高さのある本棚にずらりと並ぶ本と、らせん階段が目に入りました。
その階段を上りながら文学イベントのポスター、きれいに並べられた海外の本、壁に貼られたアートな写真を眺めることができ、配慮されたハーモニーを感じました。美しく温かいく雰囲気に心躍りました。
2階に上がると、大きなモニターと座席が。イベントなどで人々が集まり、創造と情熱が生まれるような場所と感じました。普段はこちらがお茶をいただける場所です。
中国茶が注文できる
1階のカウンターではドリンクが注文でき、コーヒーだけでなく中国茶もありました。私たちは中国紅茶とジャスミン茶を注文しました。龍井茶の茶葉も用意されていてました。
ジャスミン茶と紅茶は、小さな鉄瓶に入ってきました。お茶は熱々で、マグカップに少しずつ入れていただきました。鉄瓶は最後まで温かさが続き、心も体も癒されるひとときでした。
6割が中国の本
書店の約60%は中国語の書籍で、その他に英語、日本語、韓国語の本も揃っているそうです。特に中国語の本は、タイトルや内容から中国の文化や生活が感じられ、学びと日常の知恵が詰まった本が並んでいます。多文化交流の拠点としての魅力を感じました。
店内全体が温かみのある学びの空間で、タイトルを眺めているだけでも心が豊かになるような気持ちになりました。
マニアックな中国系雑誌の取り扱い
さらに、日中文化のマニアック特集が有名な雑誌「和華」も取り扱っていました。和華の出版社、アジア太平洋観光社は様々な中国情報の雑誌を手掛けるほか、日中の文化の懸け橋となるような書籍の出版やイベントの開催にも取り組んでいます。東京で楽しみながら中国文化を学び、触れられる場が増えていることをうれしく思います。
インスピレーションと創造の場所
こちらの書店では、中国やアジアに関する様々なイベント・セミナーも開催されています。
Asian Talkというセミナーも単向街書店さんのインスタグラムで告知されています。小説や書籍に関するイベントが多いようです。作家さんのお話が聞けるのは貴重です。
交通情報
銀座の中心からも歩いてすぐの場所にあります。銀座に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。この場所でしか味わえない雰囲気が楽しめます。
最寄り駅:有楽町、京橋、宝町、銀座、銀座一丁目 など